バランス能力が低下すると、意識してもふらつきを止められない!?

前回に引き続き、バランスに関する記事を書こうと思います。
バランス能力が低下することによって転倒やふらつきを自覚しやすいことは想像しやすいと思います。
それだけではなく、バランス能力が低下すると重心がぶれないように意識しても、バランスが良い人と比べて修正しにくいことがわかっています。1)
1)Kal EC, Young WR, Ellmers TJ. Balance capacity influences the effects of conscious movement processing on postural control in older adults. Hum Mov Sci. 2022 Apr;82:102933.
バランス能力の高い高齢者の場合:
バランスを意識するために、重心を足の裏にて意識すると、意識していない場合と比較し、重心の動揺が少なくなり、安定した立ち姿勢を保つことが出来ます。
これは、必要性に応じて体がぶれないように切り替える能力が高いことを示していると考えられます。
バランス能力の低い高齢者の場合:
バランスを意識するために、重心を足の裏にて意識しても、重心の動揺が抑えにくい可能性があります。
これは、通常立位からバランスをとることに必要な努力量が高い可能性が考えられていますが、メカニズムは詳細に判明していません。
バランス能力は、日常生活において非常に重要な役割を果たします。
次回からは、ふらつきやバランス能力を向上させるための運動やリハビリについて解説をしていこうと思います。
ではまた!!
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保有資格:理学療法士、修士(理学療法学)、認定理学療法士(運動器)
住環境コーディネーター2級
略歴:理学療法士免許取得後、大学病院に勤務し、整形外科、神経疾患、がんなど様々な疾患の理学療法に従事する。
その後、大手自費リハビリ施設にて勤務し、医学的根拠(エビデンス)の基礎を学び、店舗・訪問リハビリにて利用者様に尽力する。
エビデンスに基づくサポートができるように、多数の学会発表や論文執筆を通じてさまざまな疾患やトレーニングの学習に励む。
過去の経験を活かし、在宅でも本格的なリハビリをお届けするために、自費訪問リハビリサービスのRehab Tokyoを設立。


